アップデートとアップグレード

アップデートとアップグレードよく似た言葉ですが違いをよくわかっている方は、少ないのではないでしょうか。両方ともOSやアプリケーションソフト個々のソフトウェアをより新しい正確なものに更新するための仕組みです。
ソフトウェアは、発売された以降に、セキュリティホールや数々の不具合(バグ)が生じることがよくあります。また、発売当初では、予期しなかったり、周辺技術が遅れていたために断念していた新たな試みを追加する必要が生まれます。例えば、最近では、タッチパネルで操作するコンピュータが増えていますが、従来からのマウスとキーボードによる処理用に開発されたソフトウェアは、改良する必要があります。Windows8やOffice2013では、マウス、キーボードでもタッチパネルでもどちらでも使用できるようになっていますが、それ以前のバージョンでは、利用できません。
さて、このような更新は、有償、無償両方行われていますが、アップデートは、通常無償でその都度小規模な更新や修正に利用されます。代表例がウィンドウズ・アップデートです。自動でインターネットを利用して行われています。
さらに、アップグレードは、通常有償です。バージョンアップとも呼ばれる大規模な更新において利用されます。Officeが2003から2007、2010、2013と順次変わっていったのがアップグレードです。

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