アクセス制限
IT時代の仕事術では、インターネットをはじめネットワークで接続された機器間でのデータのやり取りを頻繁に行います。これらのデータには、部外の関係のない第三者がファイルやフォルダを閲覧勝手に覗き見したり、コピーや改ざんなどができないようなセキュリティの仕組みが必要となります。
その1つが「アクセス制限」です。アクセスの許可を受けた人だけがフォルダ内のファイルの取り扱いができるようにする仕組みです。
デジタル仕事術では、下記図のような「アクセス制限」の設定が必要になります。
Windowsのパソコンでは、共有ファイルやフォルダで社内LANを利用して誰もが利用できるようになっています。また、サーバーに一元管理されたファイルに、各担当者が同時にアクセスができる一元管理された仕組みは、IT時代のデジタル仕事術では、なくてはならないものです。
Windowsでは、各フォルダを右クリックしてプロパティから共有設定の詳細から細かくアクセス制限の内容を決められます。アクセスできる人数やIDやパスワードの設定、それぞれのユーザの権限(読み取りのみ、書き込み可能など)を決めることができるようになっています。
また、インターネットでは、htaccessファイルなどを使用した「アクセス制限」などがよく利用されています。あらかじめ暗号化された記述の.htaccess形式のファイルを指定のフォルダに置いておくだけで、そのフォルダ下層のフォルダやファイルにアクセスするには、指定のIDとパスワードが必要になります。
最近では、画像認識という仕組みでよりセキュリティを強化したものも利用されています。表示された画像の内容を入力することで、自動ロボットなどの侵入を防ぐ効果があります。今現在その画像を見ている人間でしか理解できない仕組みです。コンピュータは、画像の意味を今のところ理解できませんので。
日商PC検定合格道場でも会員専用ページに「アクセス制限」を使用しています。
通信講座ご利用の方には、どこにいてもスマホから利用できる簡易テストプログラムを利用できるように用意しております。これによって、通勤通学途上でも学習が何度でも繰り返しできるようになっています。
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
IDとパスワードを入力しないとファイルやフォルダを閲覧できないネットワーク上の仕組みを「アクセス制限」という。アクセスには、権限の設定も可能で、閲覧、書き込みなどの制限を設定できる。