LAN(ローカルエリアネットワーク)ネットワークその2

サーバーとクライアントパソコンとの間でファイルやプリンタを共有することを前項でお話しました。このようにネットワーク間に多数の機器がある場合、それらの間の通信が混雑しないように制御する仕組みが必要です。この制御する機器をルーターと呼びます。最近では、WI-FI(ワイファイ;無線LANの共通規格)などで有名ですが無線方式のルーターが様く使われています。しかし、オフィスや工場などでは、まだまだ有線のLANケーブルを使用して機器間を接続しています。また、このケーブルを分岐するために(コンセントの様な分岐機能)HUB(ハブ)と呼ばれる機器を使用しています。
これらの設備で企業内のネットワークが構築されていきます。このネットワークをLAN(ローカルエリアネットワーク)と呼びます。
逆に世界に広がるインターネットをWAN(ワールドエリアネットワーク)と呼びます。
また、LANを構築する際にインターネットの技術を用いてシステムを作成する、少し大がかりな企業内ネットワークをイントラネットと呼んでいます。このイントラネットレベルになると、単なるファイルやプリンターの共有にとどまらずグループウェアの活用による社内情報の共有化が図れ、デジタル仕事術のメリットである情報の同時共有と同時並列処理が可能になります。また、コミュニケーションも便利になりよりスピードアップできるようになります。
LANとハブ

「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
LAN(ローカルエリアネットワーク)でファイルやプリンターなどを共有できる。
ルーターは、通信情報の制御(DHCPサーバー機能)とインターネットへの接続機能がある。
ハブは、有線LANケーブルの分岐点の役割(コンセントのような役割)
イントラネットは、大型の社内LANシステムでインターネットの技術を利用しグループウェアなど情報の共同利用に活用される。

日商PC検定知識解説 目次ページへ戻る

日商PC検定1級試験対策は、こちらです!コースと授業料講師紹介合格者の声スタッフブログお問い合わせ