IT時代のコスト
IT時代のコストは、ブロードバンド回線の普及とVOIPシステムの利用拡大により大きく下がりました。
ブロードバンド回線は、従来のアナログ電話線やISDNデジタル専用線より格段に伝送速度が大きく、大量の情報を送受信できるようになりました。
ISDN回線では、1秒間に64kバイトの情報量しか扱えませんでしたが、ブロードバンドのADSLでは、1Mバイトから100Mぐらいの大容量を、FTTHと呼ばれる光回線(光ファイバー)では、100Mを超えるものまで利用されています。今後、Gバイトの時代がやってきます。また、携帯電話やスマートホンにも高速の無線回線が利用できる時代になりました。
これらの大容量の回線の普及によって、同じ料金で送受信できる情報量が大幅に増加することになります。つまり、1つの情報に対してのコストが安くなっていく訳です。
また、これらのブロードバンド回線は、定額固定料金のため大量に利用しても同じ料金になるので、1回あたりのビジネス利用のコストを大幅に引き下げることになります。
VOIPシステムでは、1回線を複数人数が同時に利用できるため、内線電話やIP電話として格安の電話システムとして利用されるようになりました。
IT時代のコストは、使えば使うほど安くなります。
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
使えば使うほど安い!ブロードバンド(ADSLとFTTH)やVOIPシステムがコストを大幅に下げました。