メモリは、RAM(ランダムアクセスメモリ)通称ラムとも呼ばれる半導体です。CPUと同様にマザーボードに設置されています。
このメモリは、一時的な記憶領域を提供するところです。人間でいえば、暗算や暗記をしているイメージですね。電源を切ると一時的な記憶は初期化されます。人間でいえば、朝起きるとすべて忘れる夢のような世界ですね。
このメモリは、増設できます。マザーボードに増設できる場所があって、CPUで増設できるようになっていれば、増設し記憶領域を増やすことで、スピードアップが図れます。
メモリを増設するとパソコンの動作が早くなります。
よく似た名称のものにROM(リードオンリーメモリ)というのがあります。こちらは、電源を切っても内容が消えないようになっていますので、パソコンのBIOS(機械としての機能を管理)の設定などに使用されています。また、最近では、携帯電話など小型の電子機器が普及してきました、これらの機器には、フラッシュメモリという特殊なROMが使用されています。電源を切っても記憶は消えないのですが、ある操作でをすると一括消去できるという性質です。留守番電話の録音の記憶にも利用されています。何度でも再生できますが、一括消去もできます。
パソコンのメモリの記憶がもし、電源を切っても消えなかったら、無駄なデータが大量に毎日残ってしまいます。このため、保存すべきものは、ハードディスクに保存。一時使用したが後々不要なものは、メモリに記憶というバランスになっています。
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
メモリは、RAM(ランダムアクセスメモリ)通称ラムとも呼ばれる半導体です。増設し記憶領域を増やすことで、スピードアップが図れます。