XMLファイルとEDIその2
アナログOA時代の仕事術での異なる組織間の情報のやり取りは、FAXと電話、郵便、それに手入力のOA事務が中心でした、そこで企業間の情報のやり取りをスムーズにするために利用されだしたのがCSV形式のファイルでした。CSVファイルは、現在でもデータの保存用として広く利用されています。
CSVファイルは、EXCELで簡単に作成できます。また、WORDやその他のアプリケーションソフトでも読み取りができます。
CSVファイル形式は、カンマ区切りの表形式で保存されたデータです。表の罫線の代わりに「,」で区切って各レコードを区別します。
この形式のデータをやり取りすることで、企業間の情報移動がしやすくなりました。しかし、企業には、企業独自のデザインやルールがあります。図の例のように、A社とB社では、住所録の並び順が違う場合もあります。そこで、前もって、各列ごとに表される情報項目を両社で合わせておく必要があります。
なお、CSVファイルの前には、固定長データ形式(桁数を固定して利用)も使用されていました。
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
CSVファイル形式(カンマ区切り)は、企業間のデータ交換に広く利用されているが、最初に項目合わせをしておかないといけない不便がある。