EDI電子商取引

企業間取引の電子化には、各社が不統一の伝票やフォーマット、デザインを使用しているため、手作業で、自社用に入力し直すというデメリットがありました。
そこで、EDI(電子商取引)では、共通の仕様(見積、発注、納品、請求、領収書等)を使用し、企業間商取引で利用される様々な紙の書類を電子化することで大幅なスピードアップとコストダウンが図れるようになりました。
このためには、政府の計画である、「IT新改革戦略」が推進する共通EDIプラットフォームを活用し、 XML/EDI共通化を採用して行く必要があります。
要するに、各社のデータは、XMLファイルを使用し、EDI共通化の方法で交換していきましょう。そうすれば、自動的に各社が、各社仕様の社内仕様のまま、会計処理が瞬時に行えます。
XMLファイルは、EDI共通化で定められた論理構造(タグ)を使用すれば、各社独自のデザインを使用しても、簡単にデータ交換ができる優れた面があります。

「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
EDI(電子商取引)は、「IT新改革戦略」が推進する共通EDIプラットフォームを活用し、 XML/EDI共通化を採用して行く必要があります。

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