カラーパレットのとは、WORDやPowerPointの図の塗りつぶしなどで色を選択するときに、詳細な色を選択できる仕組みです。
「書式」→「図形の塗りつぶし」→「その他の色」→「ユーザー設定」で現れる「色の設定ダイアログ」のことです。
標準では、「カラーモデル」が「RGB」(赤、緑、青)になっているので、上段のカラーパレット内をドラッグして詳細な3色の組み合わせと右端の上下のパレットで明るさを調整します。
また、「カラーモデル」を「HLS」に切り替えるとより直感的な美しいカラーを選択しできるようになります。上段のカラーパレット内をドラッグして詳細な「色相」「彩度」を選択し、右端の上下のパレットで「明度」を調整できます。
プロデザイナーの方などは、この「HSL」カラーモデルを使用する人が多いようです。
なお、最下段では、色の透明度を調整で聞きます。
さて、知識問題では、下記のような問題が出てくることがあります。よくあるのは、「HSL純色」についてのものですね(^_-)-☆
(注意:実際の試験問題とは、少し変えてあります。このままの試験問題ではありません。)
これでは、3つの図のうちどれを選べば全くわかりません?
しかし、よく見ると、右にスクロールバーがあって、まだ情報が隠れていることが分かります。そして、下へスクロールすると
下段が見えるようになっていてHSLカラーモデルの「色相」「彩度」「明度」の設定数字が表示されています。
このように、スクロールすれば、見えるのですが、他の問題が、スクロールする必要がないので、この問題もスクロールせずに見てしまいがちです。そのため、とてつもない難問に思えてしまうのです。
知識問題では、同じような画面ばかり見ているので、画面の変化に気付かない傾向があります。注意しましょう!
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
HSLカラーモデルの「彩度」を255「明度」を118に設定することで、「純色」が作成できます。
知識問題は、スクロールバーが付いていることがあるので注意が必要です!