IT時代の仕事術では、電子メールは、必ず必要なツールです。電子メールを使いこなさないと十分な仕事ができないようになってきています。
電子メールの取り扱いで身に付けなければいけないことの一つにアドレス欄の活用があります。
「宛先(T)」欄と「従たる宛先(CC)」欄の活用方法
下図の例のように、建設会社で営業担当者が受注契約を請け負ったときに、上司にメールで成果を報告します。その場合「従たる宛先欄」に工事の準備や計画を始めてほしい部署の担当者に同時にメールを送ることで、スムーズに同時進行の仕事を進めることができます。アナログ時代のように、受注報告書に上司の決裁が下りた書類が各担当部署を回っていく順に仕事を進めていたのでは、大きく工事の始動が遅れることになります。IT時代では、スピードが大幅に上がります。
「日商PC検定 試験に出るポイントのまとめ」
「宛先(T)」欄と「従たる宛先(CC)」欄の使用目的を考えて活用する。
「宛先(T)」欄は、主たる宛先で返信を期待する。
「従たる宛先(CC)」欄は、とくに返信は期待しないが見ておいてほしい。