新問題続出日商PC検定知識問題

新問題続出!日商PC検定知識問題

こんにちは
日商PC検定合格道場
八田です。
今月の実施された試験を見ていますと、文書作成3級、データ活用3級のみの確認ですが
3級の知識問題では、かなりレベルの高い問題が増えています!
従来ならこれは、2級だろうというレベルのものですが、これらの問題が分からないと合計でマイナス10点前後ぐらい覚悟が必要です。
マイナス10点は、かなり厳しいので今後3級受験でも2級レベルの学習が必要になって来るでしょう。
「わ~っ!大変だな!」
と、心配にもなるでしょうが
難しくなると学習は努力が必要になりますが、合格者の価値は上がります!
せっかく取った資格が安っぽくなるよりはずっといいことですね。
ということで、がんばって覚えていきたいですね。
では、どんな問題が追加されたのか?
とりあえずこの記事でご報告するのは、以下の2点です。
どちらも従来は、2級の試験に出題されていた範囲です。
1.DHCP
ルーターという機器があります。最近では、個人の自宅にも広く普及しています。
インターネット接続に利用するWIFIルーターです。WIFIとは、無線LANのことです。
自宅にある、パソコンやタブレットPC、スマホ、プリンターなどLAN接続可能な機器を接続して
インターネットへ接続したり、共有情報を制御してすべての機器のデータが混信しないように信号を管理しています。
ルータには、2つの大きな機能があるのです。
そして、すべての機器のデータが混信しないように信号を管理しファイルの共有を円滑にできるようにしている機能のことをDHCPまたは、DHCPサーバー機能と言います。
今や、必須の機能です。
お店などで利用できるフリーWIFIスポットもルーターのサービスです。
2.暗号化
電子書式での取引は今後どんどん増加し、電子データでやる取りしない方がおかしいと思えるようになっていくでしょう。
そのような流れからも暗号化を理解することは重要です。
さて、データを他のところに送付する場合、手書きの紙の書類の場合は、送付途中で盗まれない限り、筆跡や用紙の種類、印影やサインなどで、間違いないものと確認できます。また、複製が難しくなります。コピー機で複写はできますが、本物そっくりに作るのはかなり難しいですね。
しかし電子データは、簡単にコピーできることが万里でもありますが、秘密を守るには不便になります。
電子データを送付するには、公開鍵(暗号鍵)を受取人から先にもらっておいて、そのカギで暗号化したものを送付します。
受取人は、あらかじめ公開鍵と同時に用意した秘密鍵(複合鍵)でデータを開けます。
公開鍵は、データを暗号化することはできますが、開けることはできません。逆に秘密鍵は、データを開けることが専門です。
要するに秘密鍵を持っていないとデータが見ることができない仕組みです。
この公開鍵を電子メールで送付する場合は、送り主が本物かどうか確認できません。
成りすまし犯の可能性もあります。
そこで、「電子署名」という方法で本人確認する方法を使用します。
暗号データを受け取りたい人は、先に送り主宛に電子署名を添付した電子メールをつかって公開鍵を教えるという方法です。
この電子署名には、ハッシュ関数という仕組みが活用されています。
この暗号の仕組みは、とてもややこしいので以下の図をよく参照してください!
データの暗号化の図解

  1. データの暗号化は、受信者から始まる
  2. 受信者が「公開鍵」と「秘密鍵」を用意する。
  3. 受信者が送信者に公開鍵を先に送る
  4. 公開鍵は、文字通り公開されているので誰でも取得は可能であるが、カギをかける機能しかなく鍵を開ける機能はない。
  5. 秘密鍵がないと元に戻せない。
  6. データの受信者が公開鍵を送るときに本人であることを証明するために「電子署名」を添付すると成りすましなどの被害を防ぐことができ、より安全性の高いデータの受け渡しができる。
  7. 電子署名はハッシュ関数という仕組みを活用する。

さて、残りの新問題は、プレゼン資料3級と2級全科目を確認してから日商PC検定合格道場の通信講座でご報告していきます。
急いで資料作成しますが、8月の半ばぐらいまでには、すべての対策をご報告できる予定です。
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日商PC検定合格道場
主任講師 八田 仁
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