日商PC検定2級知識問題の新たなキーワード

日商PC検定2級知識問題の新たなキーワード

日商PC検定合格道場
八田です。

日商PC検定の知識問題では、従来より行政のIT推進方針が出題されてきました。

2001年より国策として開始されたe-Japan戦略が始りました。
このe-japan戦略は、よく日商PC検定知識問題に一時期よく出題されていました!

2014,2015 年には、「世界最先端 IT 国家創造宣言」を策定し実行に移しはじめています。
ここでは、電子政府、電子自治体の構築により各種申請、届け出あるいは入札などを IT を活用して電子データを主体とした手続きができるようになってきました。

2016年からは、マイナンバーや法人番号などと個人や企業を一意に特定することで、さまざまなシステムやサービスがネット社会を通じて機能することができる基盤をスタートさせました。

そして、今年度から、デジタル庁が発足。
このようなタイミングで政府の新しいIT戦略がスタートします。

多数ある戦略の中から、特に

「行政手続・民間取引IT化に向けたアクションプラン」

というものが発表され、以下の基本的考えが日商PC検定2級知識問題に最近から出題されるようになってきています。2級では、共通知識問題として、1級試験では、論述式問題として出題される可能性が大きい内容ですのでしっかり理解する必要があります。

「行政手続・民間取引IT化に向けたアクションプラン」

基本的考え方
「行政手続IT化にあたっての3原則」

1.デジタルファースト
個々の手続が一貫してデジタルで完結
・原則オンライン利用の推進
・サービスデザイン思考に基づく取組の推進

2.コネクテッド・ワンストップ
民間サービスも含め、どこでも1か所でサービス実現

3.ワンスオンリー
一度提出した情報は、再提出不要

そして、これらの活用には、マイナンバー制度の徹底活用が必要

 行政手続IT化にあたっての3原則  1.デジタルファースト 2.コネクテッド・ワンストップ 3.ワンスオンリー 

さて、知識問題対策としては、3つの原則の名前と内容を最低限覚える必要があります。

「デジタルファースト」「コネクテッド・ワンストップ」「ワンスオンリー」
の3つです!

ちょと聞きなれない言葉ですので覚えにくいですがよろしくお願いします。
すでに出題されている問題ですから!

それと、マイナンバーカードの制度の目的、範囲もよく学習しておきましょう。

主任講師 八田 仁

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