日商PC検定 1級の勉強方法 5
日商PC検定合格道場の細田です。
前回に引き続き、文書作成1級の解答作成のポイントについてです。
1級になると、ワードの機能は、使えて当たり前!
前回は、1ページ目と2ページ目の境目にある、「改ページ」を「セクション区切り」に変更しないと、解答ファイルを適切に作成することができない、ということをお話しました。
その際、問題文の指示には、「改ページを削除してセクション区切りを入れなさい。」とは書かれていません。1ページ目と2ページ目のページ設定を変えるためには、どういう設定が必要なのか?を自分で考えないといけません。
このように、1級の問題文は、「こうしなさい!」という明確な指示がないものがほとんどです。
文字に関する設定に関しても、2級までの問題文の指示は、「MSPゴシックにしなさい。」というように、具体的な指示がありました。
が、1級の問題文になると、「追加した文字の書体や文字サイズは、他の部分を同一とすること。」といった指示になります。
どこと同一にするのか?
どういった書体が使われているのか?
書式・スタイルがしっかり把握できていないと難しいですね?
また、1級の問題文で、一番戸惑うポイントが、
「ある文章を、3~4つの箇条書きにまとめる」
「3~4行あるような文章を、25~45文字程度に要約する」
「箇条書きになっている個所を、ひとつの文章にまとめる」
といったように、「文章作成能力」が問われる問題があります。
ワードの試験というよりは、「国語」の試験ですね!
日ごろから、文章に慣れ親しむ!
日記・ブログ等、自分で文章を書く!
まさに・・・
1級になると、ワードの機能は、使えて当たり前!
なのです!