電子データを保護するために暗号化をする方法
こんにちは、
日商PC検定合格道場 八田です(^_^)/
春の陽気がらんらんって感じの日々ですね
えっ?あんただけ?(笑)
さて、今日も勉強です。
今日の話は、「暗号化」ちょっと難しそうに聞こえますが
そうでもありませんから、
大丈夫です(^_^.)
IT時代の仕事術では、ファイルやフォームに入力された内容などのデータのやり取りをネットワークを利用しておこなう場合は、データを暗号化して利用します。
特に重要な秘密のデータのやりとりには、「公開鍵方式」がよく使用されています。
この「公開鍵方式」とは、
1.先にデータの受取人側から「公開鍵」を送信者に通知します。
2.送信者は、この「公開鍵」を使用してデータを暗号化したうえで送信します。
3.受信者は、あらかじめ用意されている「秘密鍵」を使用してこのデータを復号する。
ここでいう「鍵」とは、電子的なシステムのことで錠前ではありませんから(^_^.)
パソコンをひっくり返しても
鍵穴なんぞは、ついていませんからね(^_^.)
※「秘密鍵」は、受信者で誰にもわからないように保管する。
※「公開鍵」は、公開されているが、暗号化をすることのみにしか使用できない。
※「秘密鍵」がないと解除はできない仕組みになっている。
※この2つのペアになった鍵は、第3者の電子認証管理機関のシステムで作成してもらう。
ここでのポイントは、暗号の仕組みを用意するのは、送り手ではなく、受取人であることです。
先に送信者に閉める専用カギを渡して送ってもらい、開ける専用カギは自分が隠しておいて開けるということですね。
なお、インターネット上では、別途SSLと呼ばれるセキュリティ保護サイトがよく使用されています
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日商PC検定 試験に出る知識
まとめ
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3級レベル(多分出題されないでしょう)
ネットワークを通じた情報のやり取りは、重要なデータの保護の観点から暗号化技術を用いる必要がある。
「公開鍵」方式がよく利用される。
2級レベル
暗号をかける鍵(暗号鍵)には「公開鍵」が使用される。
暗号を解除する鍵(復号鍵)には「秘密鍵」が使用される。
「公開鍵」は、受信者から送信者に公開される。
「秘密鍵」は受信者で保管し他に公開しない。
なお、インターネットでは、SSLというシステムが利用されている
注意点!!!
暗号鍵というのは暗号をかけるカギという意味の一般的呼び名
「公開鍵」は同じ意味で「公開鍵方式」の呼び名
復号鍵は鍵を戻すカギという意味の一般的な呼び名
「秘密鍵」は、同じ意味で「公開鍵方式」の呼び名
ややこしいので混同しないように。
暗号鍵=公開鍵=鍵をかける専用カギ
復号鍵=秘密鍵=鍵を開ける専用のカギ
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